裏剱ルートを歩く 四日目

山旅

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9/20(木)4日目

撤収して出発。

小屋からひとしきり高度を上げるとやがて道は平らになる。

長野県名物のみすず飴。優しい味と柔らか食感が、疲れと行動食で荒れた口内に心地よい。

次第に崖を切り崩して作った狭い道になる。

水平歩道という名前だけにこの先に平らな道が続いているのが見える。

右側は切れ落ちた崖。数百メートル下には黒部川が小さく見える。

「黒部に怪我なし」という言葉がある。つまり怪我で済むような生易しいものではないという事。

確かにここから落ちたら絶対助からないだろう。

ルート上には滝もあり、給水もできる。

沢の下に掘られた通路を歩く箇所もある。

垂直の崖を切り崩した道はまだまだ続く。

ここで休憩。名古屋名物の「つけてみそ、かけてみそ」とキャベツ、ナッツをはさんだサンドイッチを食べる。疲れた体にこのあまじょっぱさがいい!

道が細い箇所は丸太で作られた足場を歩く。丸太の隙間から谷底が見えて恐怖感が高まる。

ワイヤーを握る手が汗ばむ。

途中にはこの木道を治している人たちがいた。確かに丸太が新しく、朽ちているような箇所はなかった。関西電力の関係者なのだろうか。安全に歩けるように整備してくれてありがたい。

歩いてきた道を振り返る。それにしてもすごい所に道を作ったものだ。

手掘りのトンネルに入る。

ヘッデン装着。

トンネルを出て振り返る。

水平歩道から谷に向かって下りになる。欅平は近い。

欅平駅に到着。

これが有名なトロッコ列車か~ おもちゃのようなかわいい車両。

トロッコ列車には普通の壁ありと壁無しの車両がある。

もちろん開放された壁無し車両に乗り込む。(こちらのほうが安いのだ)

ベンチシートで乗り心地は悪そうだが、車両は貸し切り。

おお~! 景色をみるなら断然オープン車両だろ! と最初は良かったが、9月の黒部の空気は冷たい。トンネルも多く、次第に寒さに耐えきれなくなりレインを羽織る。

しかも乗っている時間が長く、景色を楽しむより到着が待ち遠しくなった。

宇奈月に到着。いや~寒かった。

ここからまた電鉄富山駅まで長い電車旅。

そして高速バスで名古屋までの長旅。

しかし今回も充実した山旅になった。

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