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つかっちょ野遊び日記 | 西伊豆縦断キャンプツーリング 前編
5月19日 2日目
3時に起床して、朝食を済ませる。
撤収の準備をしていると海岸に隣接した公園にいた作業員風の男性から、「公園の松のマツクイムシ駆除の薬を撒くから気をつけて」等言われる。見ると高い松の木に長いホースを向けて何かを撒いているのが見える。
え?!と思い急いで片付けしていると あれ?霧雨・・・と思いきやこれが撒いている薬なのだろう。
気をつけてって言われてもそんなにすぐ移動できない、とりあえずテントに入るが霧雨状の薬剤がフライシートを濡らしている。テントが薬を浴びてしまったが大丈夫か?
ホースが他に移動した隙に外に出て、急いでテントを撤収。その場を離れる。
海の方に行ってみてカヤックの人に話しかける。シーカヤックで石廊崎まで約120キロ漕いできたらしい。カヤックの事や伊豆についての話しをする。
彼曰く、伊豆の海岸線の自然は素晴らしく、日本国内では他で見られない景色だと言っていた。
そんな景色を見られるカヤックツーリングもいつかはしてみたいな。
よし出発しよう。

公園入り口にあった手湯と足湯の施設があった。
せっかく土肥温泉にきたのに温泉に入らないのはもったいない。足湯だけでも入って行こう。

本日の目的地は入間キャンプ場に設定、自分の貧脚を考慮して50キロ程の道のり。
初夏の艶やかなピンク色のツツジに送り出されて土肥海岸を後にする。

早朝の静かな温泉街を走る。

途中のセブンイレブンでオニギリとパンを購入。
土肥の住宅街を抜けると視界に海が飛び込んできた。
まだ気温は低く風が気持ちよい。交通量も少なくて快適だ。

西伊豆の洗礼
海沿いで平坦な道は続かず海から離れると途端にアップダウンが始まる。ふうふう・・・
うすうす気が付いてきたがこれが西伊豆サイクリングの特徴なのだろう。
恋人岬に到着。

結婚生活に疲れた(?)おじさんが一人で来るには気恥ずかしい名称の場所だが、一応立ち寄ってみる。そして一応記念写真。

恋人岬を過ぎて、昨日泊まる候補だった宇久須を過ぎる。

山を越えるとまた海が見えた。前方に見えるは安良里地区。

静かな漁港のある集落を通る。どこも波もなく穏やか、そして海が綺麗。
釣り人もそこかしこに見かける。
西伊豆はトンネルが多い。山を切り開いて道を通したというのが分かる。
海岸線を走る道路だが、岬から港と海に近づいたり離れたりの繰り返しでアップダウンが激しい。
距離以上に疲労感を感じるルートだ。

堂ヶ島で有名なスポット。”堂ヶ島のトンボロ”
干潮の時だけ島へ通じる道が海から現れるという全国でも非常に珍しい現象が見られるそうだ。

堂ヶ島は観光地らしく大きなホテルや旅館がある。
堂ヶ島マリン付近の海も綺麗だ。


松崎町に入る。

136号をそのまま走ると地図上では海のそばで漁港付近を通るように見えたが実際には道路は高い場所にあるため接点なく通り過ぎていくのが寂しい。といってもわざわざ自転車で下っていくのも、また登り返すことを考えたら、足が向かない。
そんな感じで松崎町も眼下に見下ろしながら通り過ぎる。


海が近くなったり遠くなったりするのも西伊豆の特徴らしい。


雲見海岸




ここから136号は海から離れ内陸に寄って山道に入る。
気持ち良い道だったがまた山道。。。ローギアに切り替える。

誰もいない道端、気が付くと日本猿がそこかしこにいるのに気が付く。




相変わらずアップダウンが続き、下ると漁港が現れる。どこも静かで海が綺麗。

ここは小浦海岸。

ここは妻良地区。これで「めら」と読むらしい。

国道136号に沿って石廊崎方面に向かう。

更に国道136号からも離れる。
青のサイクリングマークは相変わらず記載があり安心する。

入間キャンプ場の分岐が現れた。
ここに泊まる予定にしていたが、まだ時間が早いので明日のことも考えて先に進んでおきたい。


恋人岬に続いて・・・ どれだけラブラブカップルに迎合した地名なんだ。。。

岬の名称はともかく、この辺りの景観は素晴らしい景色が広がっている。

ヒリゾ浜が垣間見える展望台で休んだあと石廊崎への道に入る。

ヒリゾ浜が見え遊覧船がブラブラしているのが見えた。

名称はともかく愛逢(あいあい)岬の眺望は素晴らしい。

石廊崎へ
石廊崎に寄り道する為に右折。伊豆半島最南端の景色をのぞいて来よう。

建物の手前に駐車場がある。石廊崎にはここから徒歩でしかいけないようだ。
駐車場500円、バイク200円とあるが自転車はないのでフェンスにくくりつけて岬に向かう。




確かに素晴らしい景色と灯台があり神社もあった。上から見ても海は、青く綺麗。岩もダイナミックで凄い景観だ。


石廊崎を出ると、今夜の寝場所をどうしようかと考える。



弓ヶ浜へ
まずは広い海岸がある弓ヶ浜に向かう。

あちこちにキャンプ、バーベキュー禁止の立て札がある。やっぱりダメなのか・・・
しかし土肥海岸のように6月1日から11月30日はキャンプ禁止という立て札が隅っこに1つある。
いいのか?悪いかのかが分かりにくいが少なくともキャンプが歓迎されているわけではなさそう。やめておこう。
隣の海岸にも行くがここもキャンプ禁止の看板。しかもパトカーが巡回に来ていてテントを張れなそうな雰囲気がプンプン。

どこの海岸にするか迷い吉佐美大浜に向かう。途中にはファミマがあり買い出し場所は確保。

吉佐美大浜
吉佐美地区に到着。海岸に向かうと16時過ぎだがまだ多くの人がいる。また海岸沿いの家や旅館からは海岸が丸見えだし、弓ヶ浜ほどではないが設営しづらい雰囲気。
もう少し人の目につかない場所はないかと地図を見てその先の碁石が浜に向かって見る。
しかしそこに向かうまでの道のりがアップダウンが激し過ぎ。また引き返すことを考えたらウンザリしたので途中で引き返す。
吉佐美大浜に戻ってきた。まだ人がウロウロしている。う~んこの海岸は設営しづらいな。

今夜の寝床は・・・
海岸設営も最終手段として途中で見かけたキャンプ場を調べてみる。2件あったのでそのうちの1件に電話。つながらないので直接店に。料金を聞くと1500円との事で意外と高くない。
よしここに決めよう。

時間はすでに17時過ぎ。テント設営してから近くのファミマに買い出し。
帰宅後に温水シャワーに入る。300円払う。料金表には3分とあるが特に止まらないらしい。シャンプー、石鹸が欲しいが汗が流せるだけで気持ちいい。


また米を炊きレトルトの牛すじ煮を温めて、あと蒸し鶏と昆布キャベツの惣菜をツマミにビールと米を食う。美味い。さらにハイボールも飲んだらうたた寝していた。
一旦起きたら寝つきが悪い。さらに脚のツッパリが何度も襲ってきて、さらに腕が日焼けの影響なのか痒くて眠りに集中できない。また耳元をぷ~んと羽音がして落ち着かず。

三日目
4時起床。
また残したご飯に味噌汁をかけた汁かけご飯を食べる。
撤収して6時前に出発。
今日は観光名所でもある龍宮窟に向かう。
昨日走った道をその先を目指して進む。
吉佐美大浜を通過。

龍宮窟
アップダウンにヒイヒイしながら田牛海岸手前に龍宮窟の入り口に到着。
自転車を置いて地下に向かって階段を降りる。思ったより近くてすぐに着いた。

確かに自然が作り出した景観美だ。
天井にぽっかりと穴が開き青空が見え、海側にも穴が開いて波が打ち寄せてくる。
チェーンが張ってあって海には近づけないが完全なプライベートビーチだ。
ここを最初に見つけた人はいつ頃のことなのか? またその時にどう思ったのだろう。

いったん地上に出てから龍宮窟の上に登ってみる。

田牛サンドスキー場も見える。

吉佐美大浜方面に戻る途中の海岸でコーヒー飲んでひと休み。
海水浴したいくらい気持ち良い陽気だ。

さあ、下田に向けて走ろう。
出発。

昨夜泊まったキャンプ場の軒先にあった無人販売所で柑橘を購入。
スルガエレガント(あとで食べたが絶品!)、紅甘夏。やっぱり伊豆は柑橘が豊富だ。

下田に向かって徐々に車や家が多くなるのを感じるがトンネルやアップダウンが多いのは伊豆らしい。

8時前に伊豆急下田駅に到着。歩道を走っていたら警官に注意された。
伊豆らしいものを何も食べていないので、食べたいと思うがまだどこもやっていない。
調べたら8時開店の干物屋さんがあったのでそこで干物と地海苔を購入した。
これで自宅で留守番している妻への土産(もちろんご機嫌取り!)ができた。しめしめ。

下田駅前は南国な雰囲気
下田駅構内でパッキング。ここにも結構外国人が多いね。

伊豆急9:40熱海行きに乗る。熱海で東海道線に乗り換えて品川、そして常磐線に乗りかえて茨城の自宅に戻る。
3日間とも晴天で絶好の自転車ツーリング日和でした。







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