西伊豆縦断キャンプツーリング 前編

自転車

自転車で海沿いをキャンプしながら旅する。これまた自転車ツーリングを始めた時からの憧れのシチュエーションだ。そんななかでも今回は憧れの伊豆半島の西側を縦断するツーリングする計画を立てた。

新幹線で三島駅まで輪行して走行開始、内浦の海沿いを西浦まで走り、そこから山に向かい景観も素晴らしいといわれる西伊豆スカイラインを走行、再び海に向かい宇久須から海沿いを南下、下田に向かうという2泊3日のルートを計画した。

2026年5月18日 一日目

朝3時起床 3:45に出発。

最寄りの常磐線勝田駅から4:27の始発電車に乗り込む。肌寒い気温だったが車内は冷房?送風?でロンT、シャツ、薄ジャケットを着ていても寒くて仕方がなかった。

東京駅からは新幹線で三島に向かう。自転車という大荷物がある為、指定席と荷物予約をして乗り込む。

三島駅に7:50到着。陽射しが強く気温も高く、朝の寒さが嘘のようだ。

輪行袋を解き、キャリアを装着してパニアバッグ、フロントバッグを取り付けて準備完了。

ベンチで一休み、朝食を食べてから9時頃出発。

ルートを確認すると有名な「三嶋大社」があるのを発見。

三嶋大社は伊豆の国一ノ宮として栄え、東海随一の神格と考えられていたらしい。

これは是非とも立ち寄ってみよう。

三嶋大社で安全祈願

境内はとにかく広く、本殿まで行くのは時間がなかったので一つ目の門である総門前まで。

これを見ただけでも本殿の立派さが想像できる門構え。残念だがここで旅の安全祈願をして引き返す。

三島裾野線を南下。正面に見える高架は国道1号、どうりで交通量が多い。

国道1号を超えて国道136号に出る。道幅も広く走りやすいが、横を走る車も速度を上げていて恐い。

ふと信号待ちで振り返ると富士山が顔を見せてくれていた。

伊豆の国市に入る。

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つに選ばれた「韮山反射炉」が近くにあるようだ。

右折して狩野川を渡る。狩野川は鮎釣りで有名な川だということは聞いたことがある。

川を見て何か違和感を感じた。それは南から北に向かって流れる川だということだ。

後で調べたら日本の川は太平洋側であれば北から南に向かって流れるのが普通だが、狩野川は伊豆半島中央部の天城山から流れて北に向かい西に進路を変えて駿河湾に注ぐ川だからだそうだ。

                橋から南側をみたところ。南から北に向かう狩野川。

いちご街道を西に向かう。

駿河湾

沼津市街に向かう国道414号を分かれると進行方向に突然海が現れた。

突然の海との遭遇に気分も上がる。

振り返るとここでも富士山がしっかりと見守っていてくれているようだ。

ここからはしばらくは海づたいに走ることが出来る。

水がきれいで透明度高い。風もないので波がない。こんなにも穏やかな伊豆の海もあるのか。

セブンイレブンで一休み。お腹がすいたので何か食べよう。

せっかくだから静岡らしい物をと思い購入したのがこちら。

「WASABIめし」は結構ワサビが効いていて旨かった。

しずかな漁港を何度も通る。防波堤や漁港には釣り人の姿を見かける。

釣り人の中には地元らしい普段着の年配女性も混じっている。近くの主婦が今晩のおかずを捕りに来たのだろうか。

そんな自給自足的な生活に憧れる。

3人の男子中学生が釣り竿を持って楽しそうに自転車で走っている。いいなぁ。。。

交通量も少なくのどかな道。時々走る車は県外ナンバー率高め。

西浦付近に来るとミカンなど柑橘類の直売所が多くなる。

山道へ

搾りたてのみかんジュース店の手前から左に入る。

それまではほぼ平坦な道だったので楽ちんだったがいきなり登りが続く。はぁはぁ。。。。

海風がなくなり陽が高くなってきたのか暑い。

登り坂と暑さでやられて休憩。そして・・・・・押し歩き。

振り返るとすっかり山間の景色の中。

                  バスの停まらないバス停とは・・・

キツイ登りが続く中、また脚の内側が痙攣する症状が出たが、なんとか真城峠に到着。

「ましろ」と読むのかと思いきや「さなぎ」と読むらしい。知らなかった。

ここから一旦下り戸田港と戸田峠経由修善寺に向かう道に分岐に出る。

西伊豆スカイラインに向かう為、戸田峠方面の左にハンドルを切る。

きつい登りに・・・

早速登りが始まるがここからも登りがきつい。ギアを目一杯軽くしても限界で、立ち漕ぎをするも長く続かずペダルが止まる。押し歩きをしながら冷静に考える。

う~ん、このまま登りが続くルートを走るのはきつい。時間は14時を過ぎている。このペースで西伊豆スカイラインに向かったら山中で暗くなってしまうだろう。いくら野営道具をもっているとは言えそれは避けたい。

体力的にも時間的にもこのまま西伊豆スカイラインを走りキャンプできそうな海岸に出るのは無理だろう。海に向かおう。

来た道を引き返し、戸田港に向かう道を下る。

西伊豆スカイラインを全く走ることなくリタイアするのは無念というか情けなく、自分の貧脚ぶりにがっかりするが仕方がない。現状ではこれが自分の実力なのだ。次回の走破に向けて頑張ろう。

下り坂最高~!

坂を下り終えると戸田地区に入った。

海沿いを南下、今日の寝床を探す。

戸田漁港に立ち寄ってみる。

外海の方角に目を向けると、岬がぐるりと漁港を取り囲んでいて天然の防波堤のようだ。

海岸沿いをのんびりと走れると思ったら、また上り坂が始まった。

漁港を上から見ると綺麗に弧を描いている感じがよくわかる。

海水浴場らしい雰囲気だが、あそこはテント張れそうかな? いやもう少し先に進んでみよう。

登り基調のせまい山道を走る。木陰のおかげで汗がひく。

開けた場所からは海が見えるが、テントを張れそうな海水浴場は見えない。

山の中にテントを張る事も想定して、走りながら辺りの様子をうかがう。

土肥に到着

戸田を越えて土肥に来たころにはすでに16時過ぎている。そろそろ寝床を探さねばと思うがこの付近にはキャンプ場はない。

今夜の寝床はどこに

土肥海岸の看板があったので試しに海岸に行くとテントが二張あった。

それぞれテント脇にはオートバイとカヤックがあった。

海岸には立て札があり、6号1日から11月30日はテント設営禁止とある。

じゃあ5月の今はいいんだよね?良しここにしよう。明るいうちに今晩の夕食を買いに行こう。

検索したマックスバリュで買い出ししてから海岸へ。

近くに公園もありトイレ、水場もある。これがあるだけで野宿には最高の場所だ。

砂地より手前の草が生えている個所に設営。

米を炊き同時にあたたためたレトルトの豚ショウガ焼きとトマトを加えたサラダを食べる。

ノ

夜になり気温は下がったが、寒すぎず寝るのに心地よい。

しかし案の定脚のツッパリ(痙攣)が発生、何度かテントから飛び出さざるを得なかった。

後編はこちら↓

つかっちょ野遊び日記 | 西伊豆縦断キャンプツーリング 後編

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